宮島観光モデルコース|厳島神社の御朱印・干潮の大鳥居・広島お好み焼きまで一日満喫

広島・宮島編:神域に満ちる光と、最後に起きた「謙虚」な奇跡
皆さま、こんにちは。
3月の初め、心許せる大切な友人と共に、安芸の宮島を訪ねてきました。
今回は東京から広島へ。近畿日本ツーリストのツアーを利用して巡った、宮島旅の記録です。
新しい季節を前に、一度心をまっさらにしたい……
そんな想いで訪れた、世界遺産・厳島神社のある宮島。
神域の空気に包まれながら、不思議な出来事がいくつも重なった、忘れられない一日になりました。
これから広島旅行を計画している方や、ゆったりと神社巡りを楽しみたい大人の女子旅の参考になれば嬉しいです。
実際に宮島を訪れて体験したことをもとに、この記事では次のポイントを紹介します。
・宮島へのフェリーの種類
・宮島観光の所要時間
・厳島神社の見どころ
・大鳥居の干潮タイミング
・御朱印の混雑状況と待ち時間
・御朱印帳のマナーと始め方
・宮島観光の最後におすすめの広島お好み焼き
・おすすめ休憩スポット
1. 旅の始まりはフェリーの洗礼と、神の使いの「圧」
広島港からフェリーに乗り込み、いざ宮島へ。
往復チケットを購入したのですが、思いのほかお高くてびっくり!
でも、それだけ特別な聖域へ向かうのだと身が引き締まる思いでした。
この日は午後に欠航の時間帯がありましたが、迷わず18時以降の臨時便を確保。
この選択が、後に素晴らしい結果につながることに...

ひろしま世界遺産航路乗船場にて
宮島への主なフェリー
*ひろしま世界遺産航路 :平和公園(原爆ドーム)から宮島へ
乗船時間45分
片道:2400円
https://www.aqua-net-h.co.jp/heritage/
*JR西日本宮島フェリー : 宮島口から宮島へ
大鳥居に接近する「大鳥居便」が運航
乗船時間約10分
片道:大人200円 子供100円
https://jr-miyajimaferry.co.jp/fare/
*松大汽船 : 宮島口から宮島へ
車やバイクで乗船できるカーフェリーもあります。
乗船時間約10分
基本運賃片道:大人200円 子供100円
https://miyajima-matsudai.co.jp/
※2026年3月時点

宮島に到着!
島に降り立つと、さっそく鹿さんたちがお出迎えしてくれます。
最初は夢中で写真を撮っていた私たちですが、次第にその「圧」の強さに、神の使いのパワーをひしひしと感じました(笑)。


2. 嚴島神社:海に浮かぶ竜宮城と、後ろ髪を引かれる思い

推古元年(593年)創建、平清盛公によって整えられた海に浮かぶ大鳥居


鳥居前の狛犬さんの後ろの松がすごい迫力でした。
入口で拝観料を納め、(昇殿拝観料:大人300円、高校生200円、中小学生100円)
回廊に入ってすぐの「祓所(はらえど)」では、自祓い(じばらい)を行う場所がありました。


大國魂神社の人形流しで行う方法しか知らなかったので、ひとまず記憶を頼りに自祓いしてみました。
後で調べてみたところ、正式な自祓いの作法は
祓串に軽く一礼し、両手で持ち、正面で胸の高さに祓串(はらいぐし)を構え、 左・右・左と串を振って身体を払い、払串を戻して、一礼
だそうです。
そして神聖な空気の中へと進みます。
客神社(まろうどじんじゃ): 最初にこちらで五柱の神様へご挨拶。
御祭神は
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
活津彦根命(いきつひこねのみこと)
天穂日命(あめのほひのみこと)
天津彦根命(あまつひこねのみこと)
熊野櫞樟日命(くまのくすびのみこと) ※厳島神社
東回廊: 朱色の柱が続く光景は、歩いているだけで心が浄化されるようです。
東側廻廊は47間[ま](柱と柱の間で、1間は約2.4m)もあるそうです ※宮島観光協会
御本殿: ついに拝殿へ。
祀られているのは天照大御神のお子である宗像三女神(むなかたさんじょしん)」。
田心姫命(たごりひめ)
湍津姫命(たぎつひめ)
市杵島姫命(いちきしまひめ) 神仏習合時代には仏教の女神の弁才天と習合されたそう。
海の神、そして美の神様へ、静かに手を合わせました。


この廻廊の釣灯籠は、毛利氏が鋳鉄製[ちゅうてつせい]のものを寄進したのが始まりといわれています。
ですが、現在のものは、大正時代に奉納されたもので青銅製なんですね。※宮島観光協会
参拝を終え、御朱印をいただこうと授与所へ向かったのですが、そこには目を疑うほどの長蛇の列が……。
軽く見積もっても、30~50分はかかりそうな長さです。
(ここでこの列に並ぶのは親友の大切な時間を奪うことになってしまう。)
今回は泣く泣く諦めることにしました。
後ろ髪を引かれる思いで、授与所を後にします。
3. 干潮の奇跡:真下から見上げる大鳥居の迫力
気を取り直して西回廊へ。
西廻廊は、61間あり、西の端(出口)は、唐破風造り[からはふづくり]になっています。


重要文化財の毛利元就が寄進したという能舞台
重要文化財の「能舞台」や「天神社」などを巡り歩いていると、ちょうど潮が引き、大鳥居の足元まで歩いて行けるようになっていました。
ぬかるみに足を取られないよう、道を選んで慎重に一歩ずつ。
真下から見上げる大鳥居は、言葉を失うほどの迫力です。
ここで気づいたのが、鳥居の扁額(へんがく)の文字。
海側には古くからの呼び名である「伊都岐島神社」、陸側には「嚴島神社」と書かれているのだとか。
説は、色々あるそうですが、「いつき島にまつれる神」という意味から、「伊都伎島[いつきしま]神」、「厳嶋神社」等呼称され、現在は、「嚴島神社」となっているとのことです。 ※宮島観光協会
かつて神様を「斎き(いつき)祀る島」であった歴史が、今もこうして刻まれているのですね。


4. 大願寺から「千畳閣」の絶景へ
厳島神社を抜けると、すぐ隣にあるのが高野山真言宗の寺院「大願寺」です。
ここには、日本三大弁財天の一つとされる厳島弁財天(八臂弁才天)が祀られています。
江ノ島、竹生島と並ぶ弁財天信仰の聖地として知られています。※大願寺
八臂弁才天は八本の腕に武器や宝具を持つ姿で、財運や芸能、学問などの守護神として古くから信仰されてきました。
この弁財天は普段は秘仏ですが、毎年6月17日の「厳島弁財天大祭」の日にのみ御開帳されます。※宮島観光協会
また、本堂奥の書院では慶応2年(1866年)、第二次長州戦争の講和に向けて幕府側の勝海舟と長州藩士らが会談を行った歴史の舞台でもあります。※宮島観光協会

大願寺の山門
ちょうど真っ盛りのかわいらしい梅が山門越しに見えています。素敵ですよね!
その後は「伊都岐珈琲」さんで一休み。
コーヒーソフトクリームのほろ苦い甘さが、歩き疲れた体に染み渡りました~。

続いて登った「千畳閣(豊国神社)」は、秀吉公が安国寺恵瓊(あんこくじ えけい)に建立を命じた島内最大の木造建築。※宮島観光協会
その広大さには圧倒されましたが、なぜかここからは大鳥居が見えない……。
不思議な設計の妙を感じる場所でした。
(拝観料:大人(高校生以上)100円、小・中学生50円)





豊国神社(ほうこくじんじゃ)
当初は、弥山まで足を延ばそうと予定を立てていたのですが、ちょうどこの日までロープウェーが工事で断念したのですが、結果的に到底時間が足りませんでした。
予定に組み込まれる場合は、宮島に宿泊することをお勧めします!
ちなみに弥山観光の目安としては
ロープウェー
約20分
登山
約2時間 だそうです💦
詳しい運行情報は宮島ロープウェーのサイトでご確認ください。
5. 諦めなかった先に待っていた、ご朱印の奇跡
フェリーの時間まであと1時間。
「御朱印だけが心残りだなぁ……」と私がついこぼすと、友人が「もう一度行ってみよう!きっと空いてるよ」と力強く背中を押してくれました。
遠目に見て、人はまだたくさんいそうな気配だったので、「そうかなぁ…」と半ばあきらめつつ、行ってみることに...。
入り口で再入場のお願いをし、ご朱印所へ小走りで向かうと……。
なんと、あんなに並んでいた列がたったの3人に!
フェリーの欠航時間を避け、皆さんが早めに切り上げられたおかげかもしれません。
18時以降の臨時便を待つという私たちの選択を、神様が後押ししてくださったような気がしました。
拝殿から御祈祷の太鼓が響く中、無事に拝受して顔を上げると、遠くで友人がガッツポーズをして喜んでくれていました。
その姿に、思わず泣きそうになりました。

こうして感動的に御朱印を無事にいただくことができました。
ところで、神社巡りをしているとよく見かける「御朱印」ですが、そもそもどのような意味があるのでしょうか。
御朱印を集める楽しみと御朱印帳のマナー
神社巡りをしていると、御朱印を集めている方をよく見かけますよね。
御朱印はもともと、寺院に写経を納めた証として授与された印が始まりとされ、現在では神社やお寺を参拝した記念としていただくものになっています。
参拝した場所とのご縁や、その日の旅の記録として残していけるのも御朱印の魅力です。
ただ、御朱印帳の扱いにはいくつかのマナーもあります。
たとえば、神社とお寺では信仰が異なるため、御朱印帳を分ける方も多いそうです。
神社は神道、寺院は仏教なので、それぞれ別の御朱印帳にしている方もよく見かけます。
また、御朱印帳の書き始めにも決まりがあります。
御朱印帳は表紙を開いた最初の右側のページから書いていただくのが一般的とされています。
実は私も最初は御朱印帳の使い方をよく知らず、反対側のページからお願いしてしまったことがあります。
そのとき神社の宮司さんに、正しい始め方を教えていただきました。
御朱印帳の最初のページは、自分にとって大切な神社やご縁のある場所から始めるとよいとも聞きました。
私も今年から御朱印を集めるようになり、神社巡りの楽しみがまた一つ増えました。
そこで、これから使ってみたいと思っている御朱印帳をいくつか紹介します。
◆雲龍が渋くてかっこいい
Amazon (Bridgehappy) 御朱印帳 御城印 集印帳 御朱印 大判 182×121mm 蛇腹 両面48頁 (雲龍)
◆赤いうるし紙がおしゃれな
Amazon 谷口松雄堂 朱印帳 うるし紙 赤 URP-M1-002
◆麻の葉に赤い水引ゴム付きがかわいい
Amazon 御朱印帳 ご朱印帳 水引ゴム特典付 かわいい 見開き 和柄 ちりめん生地 朱印帳 お寺 御集印帳 ご朱印 (高さ約16cm, 麻の葉(黒))
6. 奇跡の御朱印のあとに…まさかの二人そろって
「最後に奇跡が起きたね!」
御朱印をいただけた嬉しさで、私たちはすっかり舞い上がっていました。
その勢いのまま、おみくじを引いてみたところ……。
まさかの二人揃って「凶」!
さっきまでの奇跡とのあまりの落差に、顔を見合わせて大笑いしてしまいました。
「調子に乗るなよって、神様に釘を刺されちゃったね(笑)」
最高の贈り物をいただいたからこそ、ここからは地道に、謙虚に歩みなさい。
そんな神様からの粋な計らいを感じた瞬間でした。
「一番底なら、あとは上がるだけだよ!」
そんなふうに笑いながら社殿を後にしました。
ちなみに後で調べてみると、厳島神社のおみくじは凶の下に”大凶”があることがわかったのでした(がはは)
その後、フェリー乗り場へ戻る前に、参道のお土産屋さんをゆっくり見て回りました。
焼きたてのもみじ饅頭を、好きな味で自由に選べるお店もあり、甘い香りに誘われてつい立ち寄りたくなります。
そうして参道を歩き、フェリー乗り場へ向かう帰り道。
ふと空を見上げると、夕焼けが信じられないほど美しく広がっていました。
思わず足を止めて、また写真撮影会です(笑)


ためいきが出るほど美しい光景でした。
フェリー乗り場の向かいには、広島名物もみじ饅頭で有名なにしき堂のお店もありました。
お土産をじっくり眺めましたが、絶対明日駅でお土産売り場でたくさん買ってしまうのは明白なので、ここは我慢して結局何も買わずに帰路へ(笑)。
7. 締めくくりは、熱々の広島お好み焼き!
臨時便のフェリーに乗り込み、いざ広島市内へ。
宮島観光の一日を終え、最後のお楽しみはやはり広島グルメです。
船内を見渡すと、日本人は私たちを入れてわずか3組。
残りは全員外国人という、日本にいながら海外旅行気分な空間でしたが……
疲れ果てた私たちはそれどころではなく、目的地に着くまで二人そろって爆睡でした(笑)。
港に到着して向かったのは、
お腹ぺこぺこの私たちが待ちに待った 広島名物・広島お好み焼き!
フェリーを降りてすぐ、人気店として知られる
「長田屋」 さんが目に入りました。
宮島観光の帰りに立ち寄る人も多い有名店ですが、やはりここにも長い行列が……。
しかたなく行列をスルーして少し歩くと、
「広島御好み横丁 / 5 GOBUNNO」という活気あふれる場所を発見!
ここは広島のお好み焼き店が 5店舗集まった横丁スタイル のスポット。
入っているお店は
・廣島お好み焼き ごっちゃん
・鉄ぱん屋 弁兵衛
・ささ家
・undo
・湊商店
という個性豊かな5店舗です。
そして面白いのが、
どの席に座っても、この5店舗すべてのお好み焼きを注文できるというシステム!
普通のお好み焼き屋さんでは一つのお店の味しか食べられませんが、ここではお店ごとの味を選べるので、まるでお好み焼きのテーマパークのよう。
私たちも吸い込まれるように中へ入りました。
友人の「チーズ絶対おいしいよ!」という力強い一言で、
二人揃って「弁兵衛」さんのチーズスペシャルを注文!

実は私、広島のお好み焼きはソースが甘いという苦手意識が少しあったのですが……
食べてみてびっくり!
全然そんなことはなく、チーズがまろやかに全体をまとめてくれて、
思わず「めっちゃうまい!」の一言。
本場の 広島お好み焼き の美味しさをしっかり堪能しました。
熱々のお好み焼きをほおばりながら、今日一日の不思議な出来事を振り返る時間。
最高のディナータイムとなりました。
謙虚な気持ちと、お腹いっぱいの幸せ。
大切な友人との絆を再確認した、宮島での濃密な一日。
この感謝を胸に、二日目の広島市内観光へと続きます。
ちなみに人気店の長田屋さんはこちら
宮島観光のあとに広島お好み焼きを食べたい方には、とても人気のお店です。
8.宮島観光まとめ
*厳島神社は所要約1時間
*干潮なら大鳥居まで歩ける(満潮なら海に浮かぶ社殿の景色)
潮位は 「宮島 潮見表」で確認できます。
*御朱印は夕方が狙い目
*弥山は半日必要
【厳島神社御朱印】
・初穂料 300円
・社殿授与所にて
・対象の御朱印:厳島神社
私たちが訪れたのは3月の木曜日でしたが、天赦日・一粒万倍日・寅の日・大安と最強開運日という日だったので、通常の木曜日とは違うかもしれません。
ですが、休祭日だと30分以上並ぶのは必至と思われます💦
この日の宮島観光モデルコース(約6時間)
①広島平和公園からフェリーで宮島へ
②厳島神社参拝
③大鳥居の下で写真撮影
④大願寺参拝
⑤千畳閣見学
⑥カフェ休憩
⑦おみやげ物色
今回利用した施設
| 施設・スポット名 | 住所 | 公式サイト |
|---|---|---|
| 嚴島神社 | 広島県廿日市市宮島町1-1 | 公式サイト |
| 大願寺 | 広島県廿日市市宮島町3 | 公式サイト |
| 豊国神社(千畳閣) | 広島県廿日市市宮島町1-1 | 紹介ページ |
| 伊都岐珈琲(宮島) | 広島県廿日市市宮島町420 | 公式サイト |
| 広島御好み横丁 /5 GOBUNNO (弁兵衛) | 広島県広島市中区大手町1丁目7-21 THE CUBE OTEMACHI地下1階 | 公式サイト |
9.広島・宮島観光で利用したツアー
今回の広島旅行では、近畿日本ツーリストの「ダイナミックパッケージ」を
利用しました。
新幹線とホテルをまとめて予約できるプランです。
今回の私たちの条件では、大人2名1泊2日
- 通常予約(新幹線+ホテル):92,040円
- ダイナミックパッケージ:83,400円(朝食付き)
→ 8,640円お得になりました!
※2026年3月時点の料金例です。
※価格は日程・空席状況により変動します。
新幹線と宿泊を一度に予約できて便利なので、
広島旅行を検討している方は一度チェックしてみると良いと思います。

今回の記事を書くにあたり、厳島神社観光協会さんの情報をたくさん参考にさせていただきました。
ありがとうございました!!!

