根津神社から谷中銀座へ|乙女稲荷の千本鳥居と和栗やモンブランの谷根千さんぽ

根津神社の乙女稲荷神社で千本鳥居を歩いたあと、谷中銀座で和栗やのモンブランと抹茶ラテを楽しんだ、初めての谷根千さんぽの記録です。
根津神社へ。想像以上に素敵な神社でした
先日、親友と一緒に初めて谷根千を歩いてきました。
谷根千という名前はよく聞くけれど、私はこのあたりをちゃんと歩いたことがなくて。
この日の目的は、まず根津神社。
そのあと、谷中銀座まで歩く予定でした。
最初は「根津神社に寄って、それから谷中銀座へ」くらいの気持ちだったのですが、実際には根津神社でかなり長居してしまいました。
だって、思っていた以上によかったんです。
根津神社は、東京都文京区根津にある神社です。
公式サイトによると、現在の社殿は五代将軍徳川綱吉が宝永3年(1706年)に奉建したもの。
本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門が現存し、国の重要文化財に指定されています。
御祭神は、須佐之男命・大山咋命・誉田別命。
相殿には、大国主命と菅原道真公が祀られています。
須佐之男命さまといえば、以前、阿佐ヶ谷神明宮で「神むすび」をいただいたことを思い出しました。
その時のことは、こちらの記事に書いています。
→ 阿佐ヶ谷神明宮から馬橋稲荷神社へ|神むすびをいただいた日の記録
須佐之男命さまとのご縁が、これからもつながっていくといいなと思っています。
こういう説明だけ読むと少し身構えますが、実際に歩いてみると、とても気持ちのよい場所でした。
境内は緑が多く、朱色の楼門や唐門がとても美しい。
都内にいるのに、少しだけ空気がやわらかくなるような感じがありました。
この日は思ったより人が少なめで、写真もゆっくり撮れました。
人の流れがふっと切れた瞬間に、楼門や鳥居を撮る。
観光地らしい華やかさはあるけれど、騒がしすぎない。
その感じが、私にはとても歩きやすかったです。

乙女稲荷神社の千本鳥居は、写真を撮りたくなる朱色のトンネル
根津神社で特に楽しみにしていたのが、乙女稲荷神社の千本鳥居です。
正直、都内の神社にある鳥居のトンネルだから、もう少し短いものを想像していました。
ところが実際に歩いてみると、思っていたよりずっと長い。
朱色の鳥居が続いていて、そこだけ少し別の空気に入っていくような感じ。
前から撮って、振り返って撮って、斜めからも撮って。
はい、しつこいくらい撮りました。
でも、これは撮りたくなります。


朱色の鳥居と木々の緑が重なって、どこを切り取っても絵になるのです。
鳥居の下を歩いていると、ただ移動しているというより、少しずつ奥へ招かれているような感じがしました。
根津神社の境内案内でも、乙女稲荷に通じる参道には、奉納されたたくさんの鳥居が並ぶ「千本鳥居」として紹介されています。
乙女稲荷神社は池を見下ろす舞台造りで、祠は穿たれた穴の中にあり、古い記録には「穴稲荷」とあるそうです。

この「穴稲荷」という呼び名を知ると、あの少し奥まった感じにも納得します。
開けた場所にどんとあるというより、鳥居をくぐりながら、しまわれた場所へ近づいていくような時間でした。
ただし、千本鳥居の柱には奉納した方のお名前や願意が書かれています。
公式サイトでも、撮影時には反対側から撮る、掲載時にぼかし処理をするなどの配慮が案内されています。
写真を使うときは、そこだけ確認しておきたいところです。

楼門や唐門、つつじ苑も見どころ
根津神社といえば乙女稲荷神社の千本鳥居が有名ですが、境内そのものも見どころが多い神社です。
まず印象に残ったのは、朱色の楼門。
境内に入ってこの楼門が見えると、「あ、ちゃんと神社に来たな」という気持ちになります。
公式サイトの境内案内によると、楼門は重要文化財で、江戸内の神社の楼門で唯一残っているものと紹介されています。
唐門や拝殿、本殿、透塀なども重要文化財で、根津神社の境内には江戸の面影がそのまま残っているような場所がいくつもあります。
私は建築に詳しいわけではありません。
でも、朱色の建物と緑の組み合わせは、ただ歩いているだけでもきれいだなと思いました。
また、根津神社はつつじの名所としても知られています。
公式サイトでは、つつじ苑について100種3,000株のつつじが楽しめると案内されています。
今回はつつじの季節ではありませんでしたが、神社の隣の斜面がつつじの段々畑みたいになっていて、きっと見頃の時期は圧巻の美しさなのではないかと想像しました。
写真で見るつつじもきれいですが、あの斜面いっぱいに咲くところを実際に見たら、かなり迫力がありそうです。
次に行くなら、春のつつじの季節も狙ってみたいです。

御朱印帳を忘れても、書き置きでいただけました
この日は御朱印帳を持ってくるのを忘れてしまいました。
あぁ何てこと!
ですが、根津神社では書き置きの御朱印をいただけたので、紙に挟んで無事に持ち帰ることができました。
結果オーライです。
公式サイトのお知らせでも、通常時の御朱印は書き置きでのお渡しと案内されていました。
授与の形式は変わることもあるので、訪問前には公式サイトを確認しておくと安心です。
こういう小さな「なんとかなった」も、旅の記憶には残るものですよね。

おみくじは凶。でも「謙虚にいこう」と受け取ることに
そして、おみくじを引きました。
凶。
文字の圧が強い。
根津神社が素敵で、千本鳥居が壮観で、御朱印もいただけて、あぁいい日だなと思っていたところに凶。
そりゃ、少しはテンションは下がります。
でも内容を読んでみると、むやみに怖がらせるものではありませんでした。
ざっくり言えば、自分の判断だけで突き進まず、慎み深く、謙虚に進めば道は開ける、というような内容。
なるほど。
今日はドヤ顔禁止の日、ということかな(汗)。
凶を引いたから悪い日、というより、少し背筋を伸ばしてもらったような気がしました。
おみくじの内容を細かく書くよりも、この日の私には「謙虚にいこう」と受け取れたことが大事でした。
楽しい参拝の途中で一度だけ気持ちがしゅんと下がって、でもまた歩き出せる。
そういう小さな揺れも、神社に行った日の記憶として残ります。
根津神社から谷中銀座へ。空腹で和栗やに直行
根津神社を満喫したあとは、谷中銀座まで歩きました。
この日は、ろくに朝ごはんを食べていませんでした。
神社ではしゃぎ、写真を撮り、御朱印をいただき、おみくじでちょっと気持ちを凹ませ......。
その時点で、すでにクタクタです。
谷中銀座に着くまでに気になるお店はいくつかありました。
でも、お腹が空いていると、決断力が鈍い。
どこでランチを食べるか決まらない。
でも、親友が楽しみにしている和栗やのモンブランはマストだし。
だったらもう、先にモンブランでいいのでは。
ランチとは......?
ということで、私たちは和栗やへ直行しました。
和栗やのモンブランと栗ソフトが最高だった
和栗やに着くと、案の定並んでいました。
でも、4組目くらいには入れそうな感じ。
親友と喋っていれば、待ち時間はそこまで苦になりません。
和栗やの公式サイトによると、和栗やは茨城県笠間市いわま地区の自社農園および周辺地域で栽培される厳選和栗「いわまの栗」のみを使用している和栗専門店です。
公式サイトでは「絞りたてモンブラン発祥の店」とも紹介されています。
私たちが頼んだのは、元祖手作り作りたてモンブランデセルに、ミニ栗ソフトのトッピング。
この栗ソフトが、まあおいしいこと。
栗の香りがふわっと鼻に抜けて、濃厚なのにしつこくない。
ちゃんと栗。
でも、ちゃんとソフトクリーム。
そしてモンブランは、もう「栗!」でした。
渋皮の香りまで感じるくらい、栗の存在感がしっかりあります。
甘さで押してくるのではなく、栗そのものの香りと味が前に出てくる感じ。
おいしすぎて、あっという間に食べてしまいました。
一番最後に入ったはずの私たちが、一番早く席を立っていた気がします。
どんだけ食べるの早いんだ。
でも、これは仕方ない。
なんせ、すきっ腹の絶品モンブランですもの。

ilotで出会った、おいしい抹茶ラテ
和栗やのあとは、谷中銀座を少し散策しました。
実は今、私はおいしい抹茶ラテを探しています。
きっかけは、広島のSOKO CAFEで飲んだ抹茶ラテ。
その日の広島市内めぐりは、こちらの記事にまとめています。
→ 広島城は閉城した?閉城前に訪れた日の記録|静かな余韻とカフェ・美術館めぐり
あれが忘れられなくて、東京でも「これだ」と思える抹茶ラテに出会いたいと思っていました。
谷中銀座にも抹茶が飲めそうなお店はいくつかありました。
でも、お腹のタイミングや混み具合が合わず、なかなか入れない。
そんな中で見つけたのが、ilotというお店でした。
入りやすそうで、甘くなさそうな抹茶ラテが飲めそう。
まず店員さんに「こちらの抹茶ラテは甘くないですか?」と聞いてみると、甘さは調整できますとのこと。
さらに、上に和三盆を振りかけるのが基本だけれど、なしにもできると教えてくれました。
和三盆......。
その刹那、私の中で「大好きな和三盆」という言葉の魅力と、「甘い抹茶ラテは苦手」という気持ちが、頭の中でぐるぐるぐる。
このちぐはぐな矛盾。
結局振りかけてもらいました(笑)
この日、私はアレルギー性鼻炎がひどくて、ずっと鼻がぐずぐずしていました。
すると店員さんが、さりげなく、
「よかったら使ってください。」と、箱ティッシュを出してくれたんです。
その言い方がとても自然で、押しつけがましくなくて、すごく素敵でした。
それだけ見苦しかったのかもしれませんが.......。
そして肝心の抹茶ラテ、おいしかったです。
抹茶の濃さ、まろやかさ、ミルクの甘さ、上にふわっと香る和三盆。
広島のSOKO CAFEには、もう一度飲みに行きたいと思うほどの思い入れがあります。
それとはまた違うおいしさで、ilotの抹茶ラテも、東京で出会えたお気に入りの一杯になりました。
抹茶ラテ探しの旅、少し進展です。

谷中銀座で見つけた、夫用の開襟シャツ
谷中銀座を歩いている途中、青海波柄のかっこいい開襟シャツを見つけました。

これは夫に似合う。
そう思って、夫用に購入しました。
ただ帰宅後、嬉々として本人に見せたその反応はというと、
「半袖のシャツなんて着ないよ」
とのこと。
そんな~。
その後も私が何度もぶつぶつ言うので、翌日の選挙には着て出かけてくれました。
そして、これがとても似合っていたんです。
私の見立ては間違っていなかった。
本人がどれくらい気に入っているかはさておき、私としては大満足です。
青海波の柄を見るたびに、親友と楽しく食べ歩いた谷中銀座のにぎわいを思い出しそうです。
まとめ|谷根千は、また平日にゆっくり歩きたい街
初めての谷根千さんぽは、根津神社から始まりました。
乙女稲荷神社の千本鳥居は、思っていたより長くて、写真を撮るのが楽しい場所でした。
楼門や唐門、つつじ苑も見どころがあり、根津神社だけでもかなり満足度の高い参拝になりました。
御朱印帳を忘れたものの、書き置きでいただけて結果オーライ。
おみくじは凶でしたが、「謙虚にいこう」と受け取ることにしました。
そのあとは谷中銀座へ。
空腹でクタクタになりながらも、和栗やのモンブランと栗ソフトでしっかり復活。
ilotの抹茶ラテにも出会えて、夫用の開襟シャツも買えました。
今回は根津神社で長居したこともあり、谷中銀座では寄れたお店は少なめでした。
でも、それでよかった気もします。
一日で全部回りきるより、少し残して帰るくらいがちょうどいい。
また行きたいと思える余白が残る街でした。
ちなみに、今回訪れたのは土曜日です。
根津神社は思っていたほど混んでいませんでしたが、外国人の参拝客が多い印象でした。
一方、谷中銀座はかなりのにぎわい。
有名らしい肉のサトーの前あたりは、特に人が多くて、歩くのも少し大変なくらいでした。
お土産には、やなかしっぽやで、猫のしっぽをモチーフにした焼ドーナツも買いました。
こういう街歩きらしいお土産を持ち帰れるのも、谷中銀座の楽しいところです。
次は平日に、もう少しゆっくり歩いてみたいです。
谷中銀座周辺には、根津神社や日暮里駅、千駄木駅、谷中七福神に関係する寺社など、歩いてみたい場所がたくさんあります。
お出かけ前には、谷中銀座公式サイトの「谷中マップ・周辺案内」を確認しておくと、散策の計画を立てやすそうです。

今回訪れた場所の基本情報
根津神社
住所:東京都文京区根津1-28-9
アクセス:東京メトロ千代田線「根津駅」・「千駄木駅」より徒歩5分、東京メトロ南北線「東大前駅」より徒歩5分
公式サイト:https://nedujinja.or.jp/
谷中銀座
住所:東京都台東区谷中3丁目周辺
公式サイト:https://www.yanakaginza.com/
和栗や
谷中銀座公式サイト店舗一覧掲載店
和栗や公式サイト:https://www.waguriya.com/
ilot
抹茶ラテをいただいたお店。
ilot.tokyo Instagram:https://www.instagram.com/ilot.tokyo/


都会の喧騒の中に 日本の古に招かれた様で 大切にして欲しい雰囲気です 日本ってイィな と想う其々の場所です どなたでも 優しい気持になれる
日本の魅力です
コメントありがとうございます。
根津神社の千本鳥居や谷中銀座を歩きながら、都会の中に残る日本らしい風景や空気を感じました。
「日本っていいな」と思っていただけたなら嬉しいです。これからも、こうした場所を大切に訪ねていきたいと思います。